離岸流とは何か!知らずに海は超危険!?

事故

最近死亡者が出てニュースにもなっている離岸流ですが、実は水泳選手でも逆らって泳げないとても危険な現象なんです。

今回はその離岸流について危険性や起きる場所などを調べてみました。

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離岸流(カレント)って何?

海岸に打ち寄せられた海水が、川の流れのようになって戻っていく強い水流。地方によって、だしや沖だしともいう。沖から海岸に向かって吹く強い風により波が打ち寄せ、岸側に押し集められた海水には、沖へ流れ戻ろうとする強い力が加わる。これが急激に岸を離れて沖へ向かう水流を生み出す。海岸の構造や地形などの影響により規模が変わり、幅は10~30メートルほどで、岸から沖に向かう長さは数十~数百メートルに及ぶ。流速は毎秒2メートル(時速約7.2キロメートル)に達することがある。

コトバンクより

要するに、「波が沖に戻ろうとするときに発生する強い流れ」です。

第九管区海上保安部海洋情報部より

この図では真ん中の赤い波のことですね。

流速は毎秒20メートルなわけですからそのままでいると30秒もしないうちに50メートルも流されてしまうんです。

沖に戻るためにはこの波の速さよりも早いスピードで泳がなければいけないのですが、50mを25秒以内に泳げる人なんて世界で数人なのに、それより早く泳げる人はまあいませんよね。

なので水泳選手でも逆らって泳げないとされているのです。

どんな場所で発生するのか

例えば、たくさんのゴミがまとまって取り残されている場所。

しかし、この場所は数日くらいで海底の凹凸は変わる可能性があり、危険個所はすでに別の場所に移っているかもしれないと言われています。

次に、沖に向かって突き出した堤防のような「突堤」の脇海岸線と平行に沖に設置した「離岸堤」の脇

東京大学 海洋アライアンスより

波の流れが図示されていてとてもわかり易いですね。たしかに沖に戻る波に抗う波がないので沖に戻る強い波が発生します。

離岸流って見分けることができるの?

こちらの写真を見てください。

離岸流がとてもわかり易い写真です。

前述した通り、沖に向かう波に抗う波がないので白波が立たないんですね。

こちらの写真も波が白くなってないのがわかります。

白波が立つこと自体は別の現象が原因で起こるのですが、離岸集の場所では白波が立たないと覚えておけば見分けることができるでしょう。

他にも、「海藻とかほかに小石が集まっているとか、こういう漂着物が集まっている場所の沖側・海側で離岸流が発生している事が多い」と言われているので注意しましょう。

離岸流にはまってしまったらどうすればいい?

離岸流は水泳選手でも逆らえないと前述しましたが、もし「沖に流された!」と思ったらどうすれば良いのでしょうか。

離岸流から逃れるため岸と平行に泳ぐ

離岸流は「沖に流れる波」とわかっているがために早く岸に上がろうと波に逆らって泳ごうとしてしまいますがそれはやってはいけません。

沖に行かないためにはまず離岸流から抜けることこれが大事です。

そのために、まずは慌てず、岸と平行に泳ぎ離岸流から抜け出しましょう。

しかしそもそもとして

離岸流には近づかない

これが最も大事です。

そのためにもしっかり離岸流を見分けられるようにしましょう。

もし、「この海始めて来たからそんなの見分けられねぇよ!」という方がいたら、地元のサーファーや近くのライフセーバーさんに聞きましょう。

死亡事故について

最近では福岡の離岸流で5歳の子と救助に向かった男性が死亡してしまったというニュースが話題ですが、現場を目撃した男性も「子どもたちが一瞬で消えた」と言っているそうで、秒速2mは凄まじい速さなのではないかと思います。

まとめ

今回は離岸流についてまとめてみましたが、やはり死亡者が出るくらいなので凄まじい自然現象といえますね。

まだまだ海のシーズンは続くと思われますが、この記事を読んだ皆さんは離岸流について知識を得たのでもし海に行ったときに離岸流を発見したり被害にあいそうな人がいたら、止めてあげてください。

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